またしても随分間が空いてしまいました
下書きしてたの1月だもん( ̄Д ̄;;
まず、予防から
白内障の原因は加齢によるものが一般的ですが、それ以外に
遺伝子的な疾患と、強光線による角膜負担
後、外傷的な角膜損傷などを白内障と診断される事があります。
角膜損傷の場合は、今回は外します。。。
加齢によるものの場合
ある程度は仕方ないと思うのですが、やはり普段から
目に負担をかけない生活環境と食事(サプリメントなど含む)で
少しでも老化を遅らせる為に気を付けてあげると良いと思います。
目に良いとされる成分は
・ポリフェノールのフラボノイドの一種のアントシアニン
・ルテイン
・その他ビタミンB・Cなどのビタミン類
この成分を多く含む食品は、目に良いとされてる代表格(?)
ブルーベリー、他にブロッコリーや青汁の原料ケール、ほうれん草など
後、抗酸化作用で老化を防ぐ目的として、やはりブロッコリーやいちご
柑橘類、キウイなんかも適してます。
これらビタミン類の役割は視神経をスムーズにし、外部から入る有害な光を遮断、吸収して目の健康を保ちます。
普段の食事やオヤツに、これらビタミンを含む食品を少量で構いませんので
継続して与える事。
旬の物は成分的にも一番栄養価も高いので、季節の果物をオヤツに加えてあげると良いでしょう。
年間通して手軽に与える物として、フリーズドライ加工した物や
サプリメントを利用するのもお勧めです。
遺伝的な疾患の場合
もし若年性の白内障であるなら、その子を使った交配は避ける事。
子供には出なくとも、孫に出る可能性もあるので、白内障に限らず遺伝的な疾患が見受けられたら、交配はしないのが一番の予防です。
最後に、私が一番気になっている原因
屋外での強光線(主に紫外線)です。
老人性白内障の場合も、紫外線が1つの原因です。
最近明るい日差しの中にうさぎを連れ出される方が多いようなので、とても気になります。
元々うさぎは真昼間に太陽光線を受けて活動する動物ではありません。
生活の場は地下のトンネル、木陰や草陰に居るのが「うさぎ的なライフスタイル」です。
人間でも天気の良い日はまぶしいですよね?
人間の視界ですら眩しくてサングラスをかけたりするのに
人間以上に視界が広いうさぎが同じ場所に居たとしたら
どれぐらい眩しい事でしょう?
人間にとって薄暗い位がうさぎ的には調度良い明るさだと思います。
そう考えた場合、真昼間の野外へうさぎを連れ出すのは目への負担を考えるとお勧め出来ません。
人間も強い紫外線を受けると、紫外線により角膜炎症を起こします。
それと同じ・・・それ以上にうさぎの目に負担をかけるという事を理解して下さい。
(強い日差しの中の生活に適しておらず、人間以上に視界が広い為ダメージも大きい)
うさぎを室外へ連れて行く場合は、出来るだけ日よけをするか
早朝や夕方、日が陰る時間帯がいいですよ。
それと紫外線の他に最も有害な光・・・青色光
太陽光線の中にも含まれますが、それ以外に蛍光灯・PCモニター、TVからも発せられています。
うさちゃんの生活環境にはあまり関係無い物もありますが
蛍光灯を長く付けている家庭(夜更かしや、朝・夜逆転生活など)は
うさちゃんの食事の中に多めにルテインやアントシアニンを含む食品を加えてあげましょう。
治療に続きます。。。