2006年4月に発行した『うさぎ庵 通販カタログ』本文からの記事です。
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うさぎ専門誌やマッサージ大事典のライターとして活躍され、ピーターラビットに関してもライターとして活躍されているラピータさんこと小林和子さんと私&見習い君とで仕上げた『うさぎ庵カタログ』いかなる場合も無断使用・無断転載は厳禁です。
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ケージは、うさぎの住処となる場所で、1日の内で過ごす時間が最も長くなる場所となります。
そこでケージには、うさぎが安心して過ごせることと、身の危険を感じた際、安全が確保できることなどの要素が必要となります。
安心して過ごすためには、衛生面で常に清潔に保てる構造であり、成長するうさぎの体の大きさに合わせて、横だけでなく縦にも空間に余裕があることが望ましいでしょう。
また、安全面では、うさぎが突起物などで怪我をしないこと、ケージの出入り口で爪や足を引っ掛けて怪我するケースが多いので、出入り口の高さや、その構造を注意深く考慮し、選ぶ必要があるでしょう。
ケージの設置場所は、冷風や温風が直接当たる場所は避け、通気性がよく、部屋の隅など、うさぎが落ち着ける場所にしましょう。
うさぎは縄張りを意識するため、環境の変化を敏感に感じとります。
移動や部屋の模様替えがストレスの原因となるので、注意しましょう。
うさぎが快適に暮せる温度は、20度前後とされていますが個体差はあります。
人間が快適に暮らせる室内温度を保てば、うさぎも快適に暮らせるでしょう。
急激な温度変化や、湿度の上昇が原因でストレスとなり、皮膚の状態を悪化させたり、食欲不振などの症状につながります。
快適な気温と湿度が保てるように、温湿度計を設置して管理しましょう。
換毛期に換毛が不十分だった場合などは、急激な気温の変化に対応できないケースもあります。