<< 通販カタログからの抜粋  ■ケア■ | main | アロマテープ >>
通販カタログからの抜粋  ■病気・ケガ■
2006年4月に発行した『うさぎ庵 通販カタログ』本文からの記事です。
*******************************************************
うさぎ専門誌やマッサージ大事典のライターとして活躍され、ピーターラビットに関してもライターとして活躍されているラピータさんこと小林和子さんと私&見習い君とで仕上げた『うさぎ庵カタログ』いかなる場合も無断使用・無断転載は厳禁です。
*******************************************************


・病気のサイン
うさぎの疾病で多いものは、歯の疾患、消化器官の疾患、事故などによる怪我です。

*歯*
うさぎの歯は、切歯(前歯6本)と臼歯(奥歯22本)の2種類の歯があり、切歯で長い草を切り取り、臼歯ですり潰し消化します。
すべての歯は生涯伸び続け(1年で10cm〜12cmほど)、草など繊維を食べる際に上下の歯が噛み合わさり、こすれ合うことで、正常な長さを保っています。

この噛み合わせがずれることで生じる疾患を不正咬合といい、不正咬合になってしまった歯は、獣医師による適正な治療を必要とします。


*毛球症*
うさぎは大変綺麗好きで、グルーミングにより体毛を整えるのを日課とします。
そのため、換毛期(毛が抜け変わる時期)になると、体を舐めた際に抜けた毛が、口から体内に入り、胃の内部で停滞することがあります。
これを毛球症といい、うさぎは食べたものを吐き戻すことができないため、重症の場合、外科的処置が必要となるケースもあります。

このため、1日の糞量と、食事した量を把握し、変化がないかどうかの毎日の観察と換毛期にはこまめなブラッシングが必要となります。

毛球症予防に一番効果的なのは、牧草を毎日たくさん食べてもらうことです。
繊維を体内に取り込むことで、胃の内容物が腸に送り出され、糞となって排出されるからです。

また、牧草を食べることにより、常に歯を噛み合わせ続けることができるため、不正咬合予防にもつながります。


*骨折*
うさぎの骨は、含気骨といい、空気の層が含まれ密度の薄い事が特徴です。
このため外部からの強い力に弱く、治癒に時間がかかります。

うさぎに怪我をさせない環境つくりをすれば事故は未然に防げます。
特にソファやテーブルからの落下、うさぎを抱く際には細心の注意を払いましょう。


*ソアホック*
うさぎの足裏は、犬・猫のような肉球がなく、密集した柔らかい毛に覆われ保護されています。
これは土の上など柔らかく、クッション性のある所には向いていますが、固くて弾力のないフローリングの上では、足が滑って不向きです。

また、生まれつきの遺伝で毛が薄い、ケージ内でおしっこの位置が定まらないなどで、足裏が湿った不衛生な状態が続く、うさぎの足裏に合わない不適切な床材を選択するなどの理由で足底潰瘍(=ソアホック)になりやすいのもうさぎの特徴です。

足底潰瘍は、足裏の皮膚に炎症がおき潰瘍になったり、潰瘍の周囲がかたくなる症状をいいます。

肥満もソアホックの原因になりますので、太らせないように気をつけて下さい。

普段、中々見せてくれない場所で、飼主さんが気付かないうちに症状が悪化している場合もありますので、ケアの出来る病院やショップで定期的に見てもらうと良いでしょう。
| ケア | 20:55 | - | - | ↑TOP